医者の卵🥚の日常

1mmでも誰かのためになる知識を紹介!

うつ病にビタミンDが効果的⁉️

 

 

 みなさん、うつ病はご存知ですよね? 

 

近年、うつ病の患者さんが増えています

 

うつ病にはいろんな種類のうつ病があります

 

産後うつ病、躁鬱病、などなど

 

そんなうつ病ですが、日本では治療法としては

認知行動療法と薬物療法の併用が主です

 

認知行動療法とは、簡単に言うと

心を楽にするための心理的治療法です

 

薬物療法とは、抗うつ剤の投与をいいます

 

この認知行動療法と薬物療法の併用で

うつ病の治療法は確立しつつあるものの

いまだにこの病気はメカニズムが

全て分かっているわけではないので

確実に治るわけではありません•••

 

 

そこで、私は栄養素の面から

うつ病をとらえました

 

Pubmedという医学論文データベースを用いて

栄養素とうつ病に関する論文をいろいろ読んでいくうちに

ビタミンDとうつ病の関連性を述べている論文に着目し、精読していきました。

 

うつ病とビタミンDに関する医学論文は

100件ほどありましたが、それらをまとめると

(正確にはメタアナリシスも行った)

 

⓵ 血中のビタミンD濃度が低い患者ほど、うつ病発症のリスクが高い。

 

⓶ うつ病患者にビタミンDを一定期間投与し続けると、うつ病スコアが減少する。

 

上記二つの結果がでました。

 

 

 論文ごとに差はありましたが、殆どの論文で

ビタミンDがうつ病に効果的である

という結果がでていました。

 

それも、年齢を問わず、

若年者、高齢者、産後のお母さん、それぞれ

どの年齢のうつ病患者さんにも

ビタミンDは多かれ少なかれうつ病に効果がありました。

 

 

うつ病の発症は未だによく分かっていませんが

一つの仮説として、

 

うつ病は

脳内の、興奮性ニューロン 抑制性ニューロン

と呼ばれる二つのニューロンがうまく作動しないことにより発症し、

 

その興奮性ニューロン 抑制性ニューロンにはカルシウムイオンの濃度が関係しており、

 

そのカルシウムイオンの濃度を左右するのがビタミンDであるので

 

ビタミンD濃度が高い人ほど

脳内の興奮性ニューロン、抑制性ニューロンのやりとりがうまくいき、

うつ病のリスクが低くなる!

 

というのがあります。

(私もこの仮説を信じています)

 

 

といっても、必ずしも、ビタミンDのみを

摂取していたからといって

うつ病が治るわけではありません。

 

私がオススメしたいのは

うつ病の患者さんには

 

認知行動療法と薬物療法に加えて、

 

食事の面でも周りの方がサポートして

ビタミンD不足にならないような栄養バランスのとれた食事をきちんととってもらいたいです。

 

 

ビタミンDは日本人、特に若者の中で摂取不足となっております。

 

ビタミンDの食事摂取基準は5.5μg/日です。

この量は、焼き魚を主菜として、1週間に2~3回食べれば摂取できる量でありますが、

 

厚生労働省による国民健康・栄養調査によると、

男女ともに20歳代から40歳代までは、食事から摂取するビタミンDが足りていない人がほとんどです!

 

しかし、50歳以上の人は魚介類を多く食べているので、ビタミンDが十分に摂取できています。

 

ビタミンDを食事から摂取するには、やはり魚介類を欠かさずに食べることが重要だと思います。

 

あと、ビタミンDに加えて、

ミネラル(亜鉛や鉄など)も

人間の気分に関係しているので

ミネラルも取れる食事もオススメします。

 

是非実践してみてください!!