医者の卵🥚の日常

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映画『search サーチ』 あらすじ・伏線を徹底解説! 注目すべきポイントを見ればこの映画の謎が解ける!

ど^^も。

今回は、映画『search サーチ』 

を紹介していきたいと思います。

 

この映画は、2018年にアメリカで公開されたスリラー・サスペンス映画です。

サスペンス映画好きの私にとって、見逃せない作品でした。

 

現在のところ、この映画のネット上での評価は4.0

これは非常に高い数値です。

 

この映画の製作者は、アニーシュ・チャガンティ監督で、映画監督としてのデビュー作です。

多くの場面がパソコンの画面上で展開されるので、非常に低コストの映画となっておりますが、中身はかなり凝っています。

(以下ネタバレあり)

あらすじ

その1

映画『search』はパソコンの画面から始まる。

家族のホームビデオが流れ始め、父(デビッド・キム)、母(パメラ・ナム・キム)、娘(マーゴット・キム)の日々が流れる。

このパソコンの画面では、David・Pam・Margotの3つのフォルダーがあり、それぞれをクリックして過去を振り返っている。

やがて母(以降パムと呼ぶ)はガンに侵され、亡くなってしまう。

そして、マーゴットは高校生になる。

 

この場面で注目しておきたいところ

マーゴットがパムからピアノの特訓を受けていること

デビッドがマーゴットにポケモンを紹介している

 

 

その2

デビットとパムのメッセージのやりとり・Facetimeでのビデオ通話が始まる。

 

この場面で注目しておきたいところ

デビットがMom would be too.とメッセージを打ちかけたのだが、結局送らずに消してしまう(デビットは亡くなった妻の話を娘としたくないため)

 

 

その3

デビットとその兄ピーター・キムとのFacetimeでのビデオ通話が始まる。

 

この場面で注目しておきたいところ

ピーターが大麻(ウィード)を吸っていること 

ピーターはデビットとマーゴットとの親子関係を気にするような発言をする(実はピーターとマーゴットは数回に渡って夜に会っており、ピーターの方が現在のマーゴットの状況を知っているため)

 

 

その4

デビットが就寝している間に、マーゴットから着信が3回ある。

がしかし、デビットは起きない。

 

デビットは朝7時頃に起き、着信に気づき折り返し電話を返すが、マーゴットは出ない。

その後も繰り返しメッセージを送ったり、電話をしたりするが返事がこない。

 

今日は金曜日で、ピアノのレッスンに行っているのかと思い、ピアノの先生に電話をかけると、実はピアノを半年前に勝手にやめていたことが判明。

学校に連絡すると、今日学校に行ってないことが分かる。

 

不安になったデビットはピーターとメッセージでやり取りをする。

マーゴットの友人関係を何も知らないデビットは娘のSNSから探り出そうとするが、彼女のSNSは鍵がかかっていて見れない。

そこでデビットはパムのフォルダで友人関係を見ようとする(ここでウイルススキャンが694日間されていないと表示されるが、ここから約2年前にパムは亡くなったということが推測される。)

フォルダの中に幼馴染のアイザックを見つけ、電話をかけると彼の母親が出て、マーゴットはアイザックと電波の届きにくい山へキャンプをしに行っていると知る(実は行っていない)

 

この場面で注目しておきたいところ

マーゴットからの3回の着信

ピアノを半年前に勝手にやめていた

半年分のピアノのレッスン代はマーゴットは何に使ったのだろうか

ピーターとのメッセージのやりとりで、その文面からピーターがFinsのファンであることが分かる

デビットがパムのフォルダを見ている時に、二つ目のメモをクリックした際、”ロバート:親が警官 マーゴットを好き” と表示される。ここは覚えておきたい。

 

 

その5

デビットにアイザックから電話がかかってきて、実はマーゴットはキャンプに来なかったことが分かる。

デビットは警察に連絡し、ローズマリー・ヴィック刑事が担当に付くことになる。

デビットはそこでローズマリー刑事についてネットで調べる。

 

この場面で注目しておきたいところ

ローズマリー刑事のfacebookの題名に、”母の愛は強い”と書いてある⇦(息子を非常に愛していることが分かる)

ローズマリー刑事が”元受刑者を支援”した写真の中の白いヘルメットをかぶった男性に注目(後に再び出てきます)

 

 

その6

デビットはマーゴットのパソコンからマーゴットの友人関係を知ろうとする

facebookでマーゴットのアカウントへ入り、友人たちからマーゴットの情報をかたっぱしから聞き出すが、有力な情報はなかなか得られない。

マーゴットはおとなしい性格で、あまり仲の良い友人がほとんどいないことを知る。

アビゲイル(チャラそうな女性)との会話で木曜日の生物の勉強会は徹夜ではなく、9時に終えていたことを知る。また、マーゴットがタンブラー(インスタグラム的なもの)をやっていることを知る。

マーゴットとのメッセージのやり取りを振り返り、ピアノのレッスン料をモバイル送金していたことが分かる。

レッスン料を毎月預金していたことを知り、また、6日前に2500ドルをVENMOに送金していることが分かる。

インスタグラムを見ていると、”デレクエリス6969”といういかにも悪さをしそうな男を見つけ、疑うが結局何も関係していなかった。

 

この場面で注目しておきたいところ

デビットが毎月あげていたはずのピアノのレッスン代をマーゴットは預金しており、彼女の預金2500ドルが誰かに送金されていること

 

その7

デビットはローズマリー刑事との電話で、マーゴットの偽造免許証が作られ、2500ドルの受取人がマーゴットで、マネーロンダリングが行われており、マーゴットは逃亡したのかもしれない、ということを聞く。

YouCastというライブ配信サイトをマーゴットが以前から利用していたことを知り、デビットがやり方があまりわからないままライブ配信を開始すると、数秒後に”fish_n_chips"というユーザーが視聴し始め、すぐに退出する。

マーゴットが以前配信したものを1つ閲覧すると、”fish_n_chips"がいきなり「どんなポケモンが好きか?」という質問をしている。(この時の”fish_n_chips"はユーザーの顔写真がない)

しばらく経ってからの配信では、"fish_n_chips"は顔写真が女性のものになっており、ハンナ20歳ウェイトレスと名乗っている。

また別の配信で、"fish_n_chips"の母親がガンであることをマーゴットは知る(実は嘘)

パムの誕生日の日の配信で、デビットが部屋に入ってきた時、デビットはあえてパムの話題をそらしていることが分かる。(この時マーゴットは寂しそうな顔をする)

その後デビットはローズマリー刑事と電話をし、パソコンをシャットダウンしかけるが、その際、デビットはタンブラーにアップロードされたマーゴットが撮った写真に気づき、行方不明になった日、バルボサ湖にマーゴットは行ったのではないかと確信する。そしてバルボサ湖に向かう。

 

この場面で注目しておきたいところ

ローズマリー刑事は、マーゴットは逃亡したものだとデビットに信じ込ませたいこと

”fish_n_chips"がやたらとマーゴットのYouCast配信でコメントしていること

 

その8

デビットはバルボサ湖に着くと、ローズマリー刑事に電話をする。この時、ローズマリー刑事は”湖にいるの?”と聞いているが、まだデビットは何も言っていない。(なぜローズマリー刑事は、デビットが湖にいるのだと推測したのだろうか)

この電話中に彼女の息子の名前がロバートということが分かる。

ポケモンのモンスターボールのキーホルダーが湖に落ちており、デビットは最悪の事態を想定し、ローズマリー刑事に”娘は逃亡するわけがない”と言い放つ。

 

この場面で注目しておきたいところ

ローズマリー刑事の口から出てきた、”湖”という言葉

 

その9

警察総出でマーゴット探しが始まる。

湖からマーゴットの車を回収するが、彼女はそこにはいなかった。

車内に暴行の跡があることから、誘拐事件だとローズマリー刑事は断定する。

ローズマリー刑事はすでに警察で捜索した範囲以外をこれからは捜索してくれ、とニュースで言っている。(実は捜索してはいない)

車の助手席に2500ドルの大金が入った封筒があった。(逃亡と見せかけるため)

捜索2日目には大雨が降り、捜索があまりできない状況に。

ネットを通じ、国民全体にこの事件が知れ渡る。

 

この場面で注目しておきたいところ

すでに捜索したとマークを付けている場所は、バルボサ渓谷

マーゴットが消えた3日後に大雨が降った

 

その10

デビットとローズマリー刑事との電話中にロバートが部屋に入ってくるが、ローズマリー刑事は諭すように、”大丈夫だから”と言い、ロバートを部屋の外に追い出す。

 

Memorial Oneからのメールが届く。

 

デビットは湖にあった車の写真をよく見ると、FINSのロゴが入ったパーカーがあるのに気づく。

マーゴットがなぜFINSのパーカーを?と不可解に思ったデビットは、マーゴットとピーターとのメッセージのやり取りを閲覧すると、二人が夜に数回にかけて密会していたことを知る。

 

この場面で注目しておきたいところ

ローズマリー刑事は息子のロバートに対して、何かを諭すように”大丈夫だから”と告げている

FINSはピーターが好きなチームであるので、マーゴットとピーターは何かしらの仲にあった

 

その11

ピーターが娘を犯したのだと考えたデビットだったが、ピーターの家へ行き、隠しカメラまで取り付けて問いただすも、実際は大麻を二人で数回吸っていただけであった。

デビットは、ここでの会話で、マーゴットはパムのことを思い出してしまうのが嫌でピアノをやめたことを知る。デビットはマーゴットにパムのことを話さないが為に、マーゴットはそのような話はピーターにしていた。

その後、ローズマリー刑事との電話でマーゴットが変質者に殺されたと告げられる(これは嘘)

 

その12

犯人の自白映像がニュースで流れるが、この男はローズマリー刑事が以前支援した元受刑者の一人。(こんなん気づくわけがない・・・)

未だに納得のいかないデビットは、Memorial Oneのメールを開き、写真などをアップロードする。アップロードし終えた瞬間出てきた顔写真が、”fish_n_chips"の顔写真と同一であることに気づく。

その女性がハンナ・バーディという名前であることが分かるが、職業が写真モデル、と書いてあり、今までの情報と違うことに気づく(ウェイトレスではなかった)。彼女に電話をかけると、何もかも嘘だったことにデビットは気づく。(実はハンナの写真を勝手に”fish_n_chips"が用いていた)

 

警察に電話したデビットは、ローズマリー刑事がこの事件に任命されたわけではなく、自ら志願したことが分かる。

この電話の途中で、デビットはパソコンを開き、ローズマリー刑事と写真に共に映っている男性が、自白した男性だと気づく。

 

この場面で注目しておきたいところ

マーゴットを殺したとされている変質者の顔(おそらく誰も気づかないであろうが・・・・)

”fish_n_chips"がハンナの写真を用いて、YouCast上でハンナになりすましていた

ローズマリー刑事は、自分から進んでこの事件の捜査に携わっている

 

 

その13

デビットは追悼式へ向かう。

Memorial Oneでマーゴットの追悼式が配信されている中、ローズマリー刑事の逮捕シーンが流される。

逮捕後、ローズマリー刑事の事情聴取が始まる。

 

 

その14

ここからは全て真実の話(ローズマリー刑事の自白)

 

ある夜、ロバートからローズマリー刑事に電話がある。

その内容は、ロバートがバルボサ渓谷にマーゴットを落としてしまったというものであった。

 

ロバートは6ヶ月前、マーゴットをネットで見つけた。(Facbook友達がYouCastを初配信という文字により、マーゴットを見つけた)

ロバートはマーゴットのことが小学校の頃から好き。

ネットで可愛い女の子と調べ、ハンナの写真を見つけ、”fish_n_chips"のアカウントの顔写真にその写真を載せる。

ロバートはハンナになりきり、自分の母はガンで苦しんでいて病院代が足りないという話を作る。

すると、マーゴットはモバイル送金でロバートへ2500ドル送ってきた。

そのお金を返したいロバートは正直に話すために、マーゴットを見つけて車で付けた。

するとバルボサ湖でマーゴットはマリファナを吸っていた。

マーゴットはロバートを見るといきなり叩いてきた。

マーゴットは助けを呼ぶ為に暗闇を走り、デビットへ着信を3回。

マーゴットはロバートに大声を出して殴りかけたため、ロバートはマーゴットを押すと彼女はバルボサ渓谷に落ちていった。 

 

全てを聞いたローズマリー刑事は、この事件を白紙に戻そうと新たな事件を考えた。

まず、湖に車を捨て、この事件の捜査を率いた。

偽造免許証を作り、マーゴットは逃亡したと見せかけた。

マーゴットがいるであろう場所(バルボサ渓谷)を捜索済みと発表。

しかしいずれは見つかるので、カートフ(元受刑者)に自白させ捜査を終わらせにかかった。(この自白とその後の自殺は、カートフに麻薬をやらせた、ローズマリー刑事による殺人であった)

警察署へ向かう車の中で、ローズマリー刑事は”水なしで5日間は生きれない”と言うが、デビットは”嵐があったから水が無かったのは2日だけだ”と言ったため、車3台がUターンしてバルボサ渓谷へマーゴットを探しに行く

その後、マーゴットは発見され救助。

 

その15

白い画面からメッセージのやり取りが始まる。

これはデビットとマーゴットとのやり取りであり、生きていたことが分かる。

THE MUSIC CONSERVATORYのサイトから、マーゴットはピアノを再開し始めていることが分かる。

メッセージの最後に、"Mom would be too."とデビットが付け加える。

今までのマーゴットのパソコンの壁紙は、母親とのツーショット写真であったが、パソコンのシャットダウン直前に、壁紙を車椅子に乗るマーゴットとデビットとのツーショット写真に切り替える。

 

 

ここを見逃さなければ犯人が分かる!

あらすじその4の場面の、”ロバート;マーゴットのことが好き”のファイルのメモ

あらすじその5の場面の、ローズマリー刑事と写っている元受刑者の顔

あらすじその7の場面の、"fish_n_chips"の、”好きなポケモンを教えて?”といういきなりの質問

あらすじその8の場面の、ローズマリー刑事の口から放たれる”湖”という言葉

あらすじその8の場面の、ローズマリー刑事が息子の名前を呼ぶときに”ロバート”と呼んでいる

 

この5つを見逃さなければ、犯人の見当はつくものと思われます。

しかし、さすがに元受刑者の写真には気づかない・・・

これに1回目の視聴から気づいた人は、サスペンス映画の神様です。

 

 

ミスリードに使われる人々

デレクエリス6969

まぁいかにも悪さをしそうな男だが、こいつが犯人だったら何も面白くない映画。

しまいには、デビットに映画館で殴られて病院送りになってしまう可哀想な人。

 

ピーター

デビットの弟ピーター。

これは私も一瞬騙されました。

あのマーゴットとのメッセージのやり取りを見ると、こいつが犯人やったのか・・・と思ってしまいますよね。

 

カートフ(元受刑者)

これはいうまでもありませんが、ローズマリー刑事の仕業です。

息子を愛しすぎるがあまり、ローズマリー刑事は殺人を犯してしまいました。

 

 

私の感想

低コスト制作ながら、非常に凝った映画で筋が通っている素晴らしい映画だと思います。

最近流行りのSNSを取り入れた斬新な映画で、新鮮な気持ちで鑑賞できました。

初めは、”ゴーン・ガール”系の映画で、マーゴット自身がわざと行方をくらましているものかと変な解釈をしてしまっていたので、1回目の鑑賞では重要なポイントを見逃しました。

 

この映画監督の次回作に期待しています!!